●当院では、初期中絶手術(妊娠12週未満)・中期中絶手術(妊娠12週から22週未満)に対応しております。
●母体保護法指定医の資格を持つ産婦人科専門医が、細心の注意を払って実施します。
●退院後に出血や腹痛などご心配なことがあった場合でも、24時間365日、電話での相談や医師の診察をうけていただけます。
●土曜日の手術も可能です。(初期中絶手術に限ります)
<中絶手術について>
■初期中絶手術
初期中絶手術とは妊娠12週未満に行われる手術で、特にリスクがない場合は、日帰り手術となります。
子宮の出口を広げる処置を必要に応じて行い、「手動真空吸引法(MVA)」もしくは「掻爬(そうは)法」で手術を行います。点滴から投与される静脈麻酔によって眠っている間に手術が終わるため、手術中に痛みを感じることはありません。
<手術方法>
●手動真空吸引法(MVA)・・WHO(世界保健機構)が推奨する手術方法で、ディスポーザブルの柔らかい吸引器具で子宮内の組織を吸い出します。掻爬法と比較し、痛みが軽減され、子宮内膜を傷つける恐れが少なく、合併症の頻度も少なくなります。
●掻爬法・・日本で従来から用いられている手術方法で、子宮内に金属器具を挿入し組織を掻き出します。
<スケジュール>
①手術前の外来診察
・正確な妊娠週数の把握と、手術に必要な検査を行います。
②手術当日
・午前中に入院、昼ごろに手術を行います。
・経過が問題なければ、日中に退院できます。(1泊入院も可能です)
③退院後
・退院後1週間以内に外来で状態を確認します。