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出生前診断

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出生前検査とは

出生前検査とは、生まれる前の赤ちゃんの健康状態や身体の特徴を調べる検査です。これはすべての妊婦が受ける一般的な妊婦健診とは異なり、妊婦健診では発見できない病気や異常を見つけることができる場合があります。

特に胎児精密超音波検査は、重大な異常が見つかった際に最適な出産場所を提案するために重要です。例えば、出生直後に赤ちゃんが専門的な治療やケアを必要とする場合、その対応が可能な医療機関での出産を選択できるようになります。

出生前診断では、赤ちゃんの形態の異常や病気を診断するために、お母さんの血液や羊水を採取したり、超音波を使って赤ちゃんの全身を観察したりする方法が用いられます。これにより、赤ちゃんの健康状態をより詳しく知ることができます。

また、出生前遺伝カウンセリング外来では、以下のようなご相談を受け付けています。

 

・赤ちゃんの病気が心配で出生前検査(NIPT)を希望している
・どの出生前検査を受けたらよいかわからない
・出生前検査を受けるかどうか迷っている

 

妊婦健診時やお電話でのご相談も可能です。出生前検査について気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

予約方法

妊婦健診時やお電話にてお気軽にご相談ください。

 

クアトロ検査を希望される方は、妊婦健診時に外来受付にお申し付けください。※当日にクアトロ検査を受けられます。

妊婦健診以外の日にクアトロ検査を希望される方は、「産科再診(妊婦健診以外)」を予約し、外来受付にお申し付けください。

飯野病院で受けられる出生前検査

飯野病院では5つの出生前検査を提供しています。

以下の表のように、妊娠週数ごとに受けられる検査が異なります。

検査の目的 確定検査を受けるか判断する
(非確定的検査)
検査名 NIPT(非侵襲性出生前遺伝学的検査) 超音波マーカー検査 母体血清マーカー検査
実施可能期間 9-10週以降 11-13週 15-18週
調べられる病気 13トリソミー
18トリソミー
21トリソミー
13トリソミー
18トリソミー
21トリソミー
18トリソミー
21トリソミー
神経管閉鎖不全
検査方法 血液検査 超音波検査・血液検査 血液検査
検査感度 99% 60% 80%
結果がわかるまでの期間 1-2週間 即日 10日間-2週間
流産のリスク なし なし なし
検査の目的 赤ちゃんの状態を観察する 赤ちゃんの染色体の病気を診断する
検査名 胎児超音波検査 絨毛検査 羊水検査
実施可能期間 10-13週,18-20週,28-31週 11-14週 15-16週以降
調べられる病気 からだのつくりの特徴
染色体の病気の可能性
染色体の病気 染色体の病気
検査方法 超音波検査 絨毛採取 羊水採取
検査感度 検査時期や検査対象によって異なる ほぼ100% ほぼ100%
結果がわかるまでの期間 即日 2-3週間 2-3週間
流産のリスク なし 0.2% 0.1%-0.3%

NIPT(新型出生前診断)

NIPT(新型出生前診断)とは、赤ちゃんの染色体数の異常を妊婦さんの血液から検査する診断方法です。とくにダウン症候群の検出率は99%と極めて高く、検査結果が陰性であれば、99.9%以上の確率で異常がないと判断できます。ダウン症のほか、13、18トリソミーも対象疾患となります。

 

妊婦さんから採血するだけで検査でき、母体や赤ちゃんへの負担が少ないうえ、判定の精度が高いことが特徴です。検査の実施時期は、妊娠10~15週となります。

当院のNIPTは日本医学会の認証を受けた機関施設です。NIPTは、100万件以上の検査受託実績があります。
そのため検査結果も精度が高く信頼性もあるため、安心して受けていただくことができます。 検査結果が陽性だった場合、当院では遺伝カウンセリングや確定診断である羊水検査など、妊婦さんのご判断に基づいて、サポートしています。

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飯野病院は調布駅前の産科、婦人科、小児科、内科の総合病院です。

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